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「愚行録」

3月です。ネットで「2017年 あなたを表す 四文字熟語 診断」というのがありまして、チラッと何度か試してみましたら傑作なのがこれ「 変 態 師 匠 」 ! やった~!「師匠」ですよ、師匠!(笑)

愚行録.jpg 

3月最初の鑑賞作品は、直木賞候補のミステリー「愚行録」です。

本作は、一家惨殺事件の真相を追う週刊誌記者の取材を通じて真実が明かされるドラマです。作品全体のイメージは、現実にあった事件を想起させる陰湿なムードが漂います。冒頭に描かれる記者の田中(妻夫木 聡)もちょっと普通じゃない、影のありそうな描かれ方が印象に残ります。そして留置場に拘留されている彼の妹(満島 ひかり)の事情も気がかりです。

事件から1年が経過しても犯人が特定されていない未解決事件の取材を続ける記者の田中は、惨殺された一家の交友関係を洗ううちに理想的と思われていた被害者家族の意外な一面を知ることになります。

この作品を四文字熟語で表現するならば「 因 果 応 報 」でしょうか。作品内容からしてこの熟語しか思い浮かびませんでした。フライヤーに謳われている3度の衝撃!は後半畳みかけるように明かされて参りすけど、ビックリ仰天 (えっ?・えっ!・エンド !!  みたいな終わり方)です。

しかし、救いようのないドラマでした。衝撃三連発を麻雀の役に例えるならジュンチャン三色みたいな綺麗な役だと思いますけどね・・・。この手合いの作品って意に反して印象に残るんですよ。麻雀を知らない方からすれば何を言っているのか理解出来ない例えですみません。

記者の田中を演じた妻夫木 聡さんですが、このような役柄は名優への登竜門ですよ。なぜ、そう思うのかと申しますと2005年の作品「深紅(引退した堀北 真希さんが子役で出演)」で緒方 直人さんが以前までのイメージをリセットするかのような役柄を演じていて、今や名優の殿堂入りだと思うからなんです(偉そうなことを言っちゃってごめんなさい)。

監督:石川 慶
脚本:向井 康介

原作:貫井 徳郎「愚行録」 

キャスト
田中 武志(妻夫木 聡)、田中 光子(満島 ひかり)、田向 浩樹(小出 恵介)、宮村 淳子(臼田 あさ美)、稲村 恵美(市川 由依)、夏原 友季恵(松本 若菜)、尾形 孝之(中村 倫也)、渡辺 正人(眞島 秀和)、橘 美紗子(浜田 マリ)、杉田 茂夫(平田 満)他

2017年日本映画
上映時間:2時間

愚行録裏.jpg 

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先週3日金曜日は、第40回日本アカデミー賞授賞式でした。ネットの情報ですが、栄えある作品賞に輝いたのは、「シン・ゴジラ」でした。正直、可能性はゼロではないにしても作品賞受賞は " まさか " の3文字でした。過去39回までの作品賞受賞作品の中で異例ではありますが、日本アカデミー賞協会の目的に記されている一文 " わが国映画界の振興に寄与する " という点におきましては十分に満たしておりますし、いち「ゴジラ」ファンといたしましては感慨深くもあり、自分のことのようにうれしいです。審査員の皆様の多様性、柔軟性評価に敬意を表します。 


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